以下の3つが代表的
① 長時間の座り姿勢(デスクワーク・運転など)
- 背中が丸まり、骨盤が後傾しやすくなる
- 腰の筋肉や椎間板に負担がかかる
- 血流が悪くなり、慢性的な腰のこり・重だるさに
② 中腰での作業・物を持ち上げる動作
- 腰を支点にして動くと、急激な負荷が腰椎に集中
- 筋肉や靭帯に過剰なストレスがかかる
- ギックリ腰(急性腰痛)の原因にも
③ 柔軟性不足や運動不足
- 股関節・骨盤まわりの可動域が狭くなる
- 腰が過剰に動くことで、代償的に痛みが出やすくなる
- インナーマッスル(体幹)の低下も影響

先ほどの3項目に対応する予防・改善法をわかりやすくご紹介します。
腰痛の原因別:予防・改善のポイント
① 長時間の座り姿勢
対策:正しい座り方+こまめな休憩
- 骨盤を立て、背筋を伸ばす
- 足裏はしっかり床につける
- 30~60分ごとに立ち上がって軽くストレッチ
(例:腰の反らし・背伸び運動)
② 中腰での作業・物の持ち上げ
対策:膝を曲げて持ち上げる+姿勢の意識
- 腰からではなく、膝と股関節を使う
- 背中を丸めず、胸を少し張るよう意識
- 荷物は体に近づけて持ち上げる
③ 柔軟性不足・運動不足
対策:ストレッチ+体幹トレーニング
- おすすめストレッチ:
- 太もも裏(ハムストリングス)
- 股関節まわり
- 腰背部(ねじり・猫のポーズなど)
- 体幹トレーニング:
- プランク
- 骨盤の前後運動(ペルビックチルト)
これらを日々意識するだけでも、腰の不調は大きく変わってきます。