キツイ腰痛、しつこい腰痛を和らげるには、足と姿勢を整えることが大事
長時間にわたるデスクワーク、
重たい物を持っての移動などで、帰宅する頃には腰がツラい・・・。
腰の痛みは、なぜ起こるのか。その原因の一つには、立ち方や歩き方に問題があります。
全身のバランスを整えるには、足づくりの重要性があるのをご存知ですか?全身を支えているのは、足!
私たちの身体を支える土台となっているのは、どのパーツでしょう?
体幹、骨盤など、他院の先生によって様々な意見がありますが、私は「足」だと考えています。
というのも、人間の骨の1/4は足に集まっていると言われます。
その足の骨が働くようきちんとケアし、足が本来の機能を果たすようになれば、膝や股関節の位置も自然と正しい位置におさまります。
すると腰から背骨へと繋がる、腰椎から胸椎、頸椎まで、全体の骨を整えることが可能です。全身の骨格が整えばリンパや血液の循環もよくなり、自然と全身が引き締まってきます。
一日中「靴」を履く生活になったことで、現代人は足の指を自由に動かす機会が極端に減ってしまいました。
またアスファルトやフローリングでの生活で足に大きな負担がかかっているにもかかわらず、足のケアが十分でないことがほとんどです。
そのため足や足裏、
足首がかなり硬くなっており、しっかりと地面を踏ん張ることができていません。
全身のバランスを保とうとして、
太もも、
腰や背中、
首などに余計な力が入って筋肉が過緊張してしまいます。そうした歪みが大きくなると、
腰痛も起こりやすくなります。皆さんもご存知かもしれませんが、足裏には3つのアーチ(内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチ)があり、この3つがしっかり保たれていれば、キレイな立ち姿勢を保つことができます。
しかし、この3点のバランスが崩れると姿勢や足の形も崩れます。

また、私が最も重要視しているのが足にある
距骨という骨です。
▪正座する習慣がある▪カカトの高い履物をよく履く(ヒールなど)▪過去、現在で捻挫をし正しく治療していない▪筋力の低下などで距骨が歪みます。

たとえば立った状態で足の親指の付け根(母趾球)を軽く浮かせてみましょう。小指の付け根(小趾球)とかかとに体重をのせると、膝が外側に広がり、O脚ぎみになります。
逆に小指の付け根(小趾球)を軽く浮かせ、足の親指の付け根(母趾球)とかかとに体重をのせると、膝が内側に倒れたX脚になります。
普段の立ち姿勢がいずれかのような状態であれば、自ずと全身もゆがんでしまい、腰痛などが起こります。
身体のバランスを支えるには、足の指がしっかり動くことも大切です。特に重要なのが親指と小指。親指はカラダを支える役割を、小指は歩くときに外側に流れやすい人間の体をコントロールしてくれます。
足の指、足の指の付け根、かかとの3点がきちんと接地していると足裏が安定しますが、足の指が浮いてしまい、足の指の付け根とかかとの2点だけが接地していて、重心がかかと寄りになる
「浮き足」の症状を抱える方も多く見受けられます。これもまた、身体のゆがみが大きくなる一つの原因です。
【腰痛の原因となる、自分のゆがみ度をチェック!】☑歩いているとスカートが回ってしまう☑片足に重心をかけて立ってしまう☑脚の長さが左右で違う☑肩の高さが左右で違う☑椅子に座っていると、無意識に脚が開いてしまう☑仰向けで寝ることができない☑脚を組むクセがある☑片方の歯で噛むクセがある
スマホの普及により、猫背の方がいまだかつてなく増えています。お子様から大人まで!
猫背が基本姿勢になると呼吸が浅くなり、あばら骨が前に浮き出し、上半身に厚みが出ます。首が前に出て肩こりや首こりを引き起こし、内臓が下垂するためポッコリお腹にもなります。
これに伴って、内股で出っ尻の人も多いです。内股がひどくなるとO脚になり、骨盤が前傾してしまうので、生理痛が悪化したり、不妊に繋がったりと、いろんなところに影響が出てしまいます。
正しい姿勢、立ち方、座り方を日頃から意識し、身体にクセづけることが大切です。
当院では、カラダへのお悩みや自宅で簡単にできるセルフケア法などをお伝えしている『整体ワークショップ』を随時開催しています。

寒い季節☑足先が冷える☑腰が重ダルく痛い☑冷え症☑不眠症☑頭痛や眼精疲労で悩まれている方は、お友達と一緒にぜひご参加ください。
日時などは、ご相談となります。
