ずっこけ座り
お尻が背もたれより前に出て、背もたれに寄り掛かる形で、重心が背中に置かれている座り方です。
この座り方は、背骨の腰の部分にあたる腰椎のカーブを変えてしまう可能性があり、椎間板ヘルニアの原因にもなりうると警鐘を鳴らす専門家もいます。
5つの悪い座り方の中で
① 足を組む
② 猫背
③ スマホ首
④ モデル座り
⑤ ずっこけ座り
この5つの中で、ギックリ腰になると症状が長引く座り方は、ずっこけ座りとなります。

ずっこけ座りに慣れてしまった身体は、姿勢を支える筋肉が弱くなり、腰痛を引き起こすと姿勢を保てずに他の筋肉でカバーしようとします。そうなると座る動作や歩行などに支障がでてきます。
また、座ると姿勢を保つのがしんどくなるので、両手を付いて座る方が多いですよ!

この様な方を見ると腰が弱いと直ぐに分かります。
今年の梅雨時期は、腰痛がひどくなり来院される方が例年より多いです!
最近、ギックリ腰で来院された5人中3人が「自宅のソファーで、ずっこけ座り」をしていました。
58歳 男性
デスクワークでのお仕事が主
毎年、年に2回ひどい腰痛になるとの事!
この方は、毎年ギックリ腰で悩んでいたところ、当院のお客様のご紹介で来られました。
年に2回毎年繰り返す、腰痛!
頻度高すぎ~!
施術を進めながらお話をしていると、自宅でずっこけ座りをしていました!
私はいいますよ!
『その座り方をするので毎年ギックリ腰になるのですよ』と厳しく
いきなり座り方を修正するにも無理があります!
なぜなら、姿勢を保つ筋肉が弱いから(>_<)

他の筋肉でカバーし生活されていたので、ふくらはぎやお尻、わき腹・・・など、かなり硬くなっていましたΣ(゚Д゚)
初回に筋肉をゆるめ施術を行い、杖なしで歩けるようになり仕事も休まず行けるようにまで回復、寝起きの動作が痛いとの事で、もう少し回数がかかりそうです。
痛みが和らいだら、身体の使い方の修正や弱くなっている筋肉を強化していく必要があります。

身体は正直です。辛抱し無理をしていれば必ず良くない結果となって、いずれ身体に跳ね返ってきます。
身体の症状で、お悩みの方は何なりとご相談ください。