活性酸素は免疫力低下や老化のもと⁉ 活性酸素からカラダを守ろう
あらゆる病気の原因となるのが、過剰に増えた活性酸素だと言われています。
活性酸素って何? カラダに与える影響って何? 活性酸素とは、簡単にいえば
「体内の物質を酸化させる(サビさせる)毒物といわれています。
現在、90%以上の病気の原因が活性酸素だといわれています。」
呼吸によって取り入れた酸素の約1~2%は活性酸素になります。
つまり私たちは呼吸をするだけで、微少に体内で酸化がおきています。
取り入れた酵素が酸化すれば疲労が発生し、細胞が酸化すれば老化し、遺伝子が酸化すればがん化するということです。 また活性酸素は、糖尿病など現代人の病気にも深く関わっているそうです。
活性酸素を防ぐことができれば、病気になりにくいだけでなく、老化も防げるかも‼
【活性酸素には主に、5つの生成原因があります】
1.
生きるために必要なエネルギー生成 (人が活動するためのエネルギーを作る際に活性酸素が発生)
2.
紫外線 (日焼け止めや日傘などで活性酸素の発生を少なくできます)
3.
過緊張 4.
ストレス(過度な運動なども含む) 5.
食事(喫煙、飲酒なども含む) (酸化した油や食品添加物など毒素を摂り入れないこと)
食べ物で活性酸素の害を防ぐには? 活性酸素の害を防ぐには、また免疫力を高めるには日々の食事が重要
「たんぱく質や脂質などの
『守りの栄養素』と、『攻めの栄養素』の抗酸化物質をバランスよく食べることが、活性酸素から身を守り、免疫力を低下させないコツです。」
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守りの栄養素 ・
たんぱく質 皮膚や爪、髪の毛や免疫細胞の材料
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脂質 細胞膜やホルモンの材料
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糖質 脂質をうまく使うために必要。たたし摂り過ぎないこと
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ビタミンA 皮膚、粘膜の細胞を形成
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攻めの栄養素(抗酸化物質) ・
ビタミンC パプリカ、ピーマン、菜の花、ブロッコリーなどに多く含まれる
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ビタミンE 植物油や種実類に多く含まれる
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コエンザイムQ10 肉や魚に多く含まれる
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αリポ酸 レバーや緑黄色野菜に多く含まれる
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フィトケミカル 野菜や果物の色素や香り、辛味、苦味などに含まれる
「攻めの栄養素の中でも特に、ビタミンCは体液の酸化を防ぎ、ビタミンEは細胞膜の酸化を防ぎます。」
「フィトケミカルは、自分では動くことができない植物が、紫外線などから身を守り、生き延びるために身につけた成分で、それは人にとっても有効だといわれています」
栄養バランスの良い食事を心がけながら、野菜ジュースなどで「攻めの栄養素」をプラスαすることで、より免疫力を高める食生活を送りましょう。 病気を寄せ付けない身体でいるために、ぜひ毎日心がけましょう。