梅雨の寒暖差にも注意!
腰痛持ちの方は、季節の変わり目になると痛みがぶり返した経験をお持ちの方も多いのでは?
季節の変わり目は、腰痛が出やすい時期。
一日の寒暖差が大きい春や秋の他、
実は、梅雨も腰痛が出やすいため注意が必要です。
季節の変わり目に出る腰痛とは?
季節の変わり目は、だるさや眠気などの不調を感じやすいことは、経験的にご存じかと思います。
影響は広い範囲に及び、腰も不調が出やすい状態に。
当院も季節の変わり目になると、腰痛を訴えて来院される方が増えるのを実感しています。
もともと腰痛がある「腰痛もち」の方の場合は、ぶり返したり、重症化しやすくなります。
また、
腰痛とは本来無縁という方であっても、要因が重なれば、腰痛の症状が出てしまいます。
たとえば、代表的な腰痛は次の通りです。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 坐骨神経痛
- ぎっくり腰
- 筋肉の過緊張による腰痛
季節の変わり目に腰痛が出る理由
なぜ季節の変わり目になると、腰痛の症状が出やすくなってしまうのでしょう?
腰痛を招く主な原因を2つ・・・。
1)冷えにより、血行が悪くなる
季節の変わり目は、寒暖差が大きい時期です。
そのため、知らないうちに身体は冷えています。
冷えると古傷が痛みやすいのと同じく、身体が急に冷えると腰痛がぶり返しやすくなります。
なぜなら冷えると筋肉が緊張し、筋肉疲労を起こすため!
腰周りは「腸腰筋」(ちょうようきん)と総称される3つの筋肉(小腰筋・大腰筋・腸骨筋)で構成されています。
これらは、筋肉の深い部分にあるインナーマッスルです。
普段から運動不足の方は筋力が低下して、冷えることで硬くなり、腰痛を招く原因になるのです。
2)気温差によって自律神経が乱れる
季節の変わり目は、体温調節のために自律神経が過剰に働き、自律神経が乱れやすくなる季節でもあります。
実は、自律神経のアンバランスも、腰痛の引き金になります。
梅雨の寒暖差にも注意!
季節の変わり目の中で、意外と盲点になりがちなのが梅雨だということをご存じでしょうか?
「梅雨冷え」という言葉があるように、雨が降る梅雨は、思いのほか冷えることもあります。
一方で雨が上がると気温が上昇し、蒸し暑くなります。
こうした梅雨特有の気温差も、自律神経に負担をかけます。
しかも、梅雨前線の付近には低気圧が発生しやすく、梅雨の時期は気圧も大きく変動します。
気圧差も自律神経にダメージを与えてしまいます。
その結果、自律神経の乱れが血管に影響を与え、季節の変わり目特有の腰痛を招くことになります。
気温差をカバーするためにも、着るもので調整しましょう。
身体に負担がかからないように、ゆっくりと休息し、リラックスを心がけることも大切なポイントです。
腰痛への対策は?
当院では、季節の変わり目に起こる腰痛に対して、さまざまな角度からアプローチを行っていきます。
基本的にはお一人ずつの状態に合わせた整体となりますが、特に重要と考えているポイントは次の通りです。
1)背骨に対するアプローチ
季節の変わり目の腰痛に対しては、背骨の詰まりをとる施術もしっかりと行います。
背骨は、私たちの身体を支える大黒柱です。
柱として機能するだけではなく、神経の通り道として、神経を保護するという重要な役割も担っています。
背骨は、重力という縦のストレスを受けており、椎間板も押しつぶされて、詰まりが生じます。
その詰まりを解放する施術を行うことで、脊柱管を広げ、神経の通り道をスムーズに保ちます。
2)ふくらはぎに対するアプローチ
季節の変わり目の腰痛を解消するためには、遠く離れた場所であるふくらはぎへの施術も有効です。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれるほど、全身の血流を整える上で、とても重要な箇所です。
ふくらはぎの状態(硬さ)を整えることで、ポンプ機能が高まります。
腰回りの血流が回復すれば、筋肉の過緊張も緩和します。
3)インナーマッスルに対するアプローチ
施術では、奥深い部分にある筋肉・インナーマッスルの過緊張もほぐします。
特に重視するのが腸腰筋です。
腸腰筋は、上半身と下半身とをつなぐ大事な筋肉であり、骨盤の開閉運動にも深く関与しています。
深い部分にある腸腰筋にしっかりと働きかけて、腰痛の原因となる過緊張を丁寧に解消していきます。
その他、身体全体のバランスを整えるために、腹部調整や頭蓋骨調整も行い、調子を整えていきます。
最大の免疫器官である腸の状態を丁寧に整えることと、頭の歪みを整えることで、心身のバランスの状態が、おのずと整いやすい状態に変わります。
このように当院では、腰そのものの施術だけではなく、骨盤をはじめ、さまざまな部位へのアプローチを行い、総合的に身体の状態を整える施術を行います。
季節の変わり目の腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談くださいませ!
体の歪みを根本から改善します!