そもそも活性酸素って何?
老化や病気の一因として耳にする『活性酸素』。
生きていく為に酸素を吸っている私達は、活性酸素によって〔酸化=老化〕とは切っても切れない縁があります。
活性酸素は、環境汚染(排気ガス・放射線・紫外線・水質汚染・大気汚染)、異物混入(細菌・ウイルス・カビ・タバコ)、激しいスポーツ、ストレス、病気などの影響によっても体内で大量に発生します。
水素が抗酸化物質の中でも優れている訳は!一般的にビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールなどの酵素を多く含む「抗酸化食品」を摂る事で、活性酸素を減らせる事は有名ですが、それらの食品は
全ての活性酸素と反応するので、身体に必要な善玉活性酸素まで減少させてしまいます。
水素が他の抗酸化物質と最も違う点は、善玉活性酸素には反応せずに
悪玉活性酸素とのみ反応して無害な水(汗・尿)に変わる事です。更に他の抗酸化物質は分子が大きいので脳の中に入る事ができませんが、水素は最も小さな分子なので、脳のフィルター(関門)までも通過して脳の中にまで入っていけます。水素は水にも油にも溶けるので、脂質の細胞膜を通り抜け、細胞内にも入れます。
水素は厚生労働省からも認められており、悪玉活性酸素と反応しても無害な水(汗・尿)に変わり体外に排出するので
摂り過ぎても身体に害はあません。水素が悪玉活性酸素を除去出来ることで、医学者や化学者が老化や病気の治療や予防に役立てられないかと研究が進められています。
なぜ、水素は身体に害のある活性酸素だけを取り除くことが出来るのでしょうか?活性酸素には、「善玉活性酸素」と「悪玉活性酸素」の2種類があります。
✦善玉活性酸素(スーパーオキシドなど)は、外部から入り込んだ細菌・カビ・微生物などを殺菌・除去する役割を持っていて、神経伝達や血管新生、免疫力向上などで生命維持に必要なものです。
✦悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカルなど)は、非常に強い酸化力で酸化させて細胞に損傷を与えて身体を酸化=老化させ、病気や老化を促進させる悪い活性酸素です。
この善玉と悪玉の活性酸素には性質の違いがあり、その違いが水素と関係してきます。善玉活性酸素と水素は同じ球体で、お互いに反応しない性質を持つのに対し、悪玉活性酸素はギザギザしていて吸着力が強く水素と反応しやすい性質を持ちます。吸着力の強い悪玉活性酸素のみ水素が反応して無害な水に変え体外に排出出来るのです。
※水素水について
水素の粒子は非常に細かくて、ペットボトルやプラスチックも通り抜けてしまいます。アルミ容器でも一度口を開けてしまうと空気(酸素)に触れてしまい還元して、ただの水に変わってしまいます。水素水を飲むのであれば口を開けたら、すぐに飲み切ることをお勧めいたします。
※水素吸入につきましては、当院のホームページ「施術の内容・流れ」のところに当院が取り扱っている水素吸入のコーナーをご覧ください。